口臭のQ&A | 渋谷歯科 | 平日夜7時半・土日も診療の渋谷の歯医者

口臭のQ&AQ and A

カテゴリー:口臭

虫歯でもない、歯周病でもないのに口臭が気になります。
口臭はいくつかの分類に分けられます。

①生理的口臭…空腹時や、口の中の細菌が増殖して発生する口臭です。健康な人でも起きます。
②病的口臭…歯周病、大きな虫歯など、口腔内由来のものと、内臓の病気など全身由来のもので発生します。
③外因性口臭…お酒やタバコ、臭いのある食べ物によるものです。
④心因性口臭…口臭がないにも関わらず、本人の思い込みによる口臭です。

このように口臭は様々な種類・要因があるので実際に拝見させていただいてからの診断になります。
口臭について
口臭をなくす方法を
教えてください。
口臭の原因は全身的なものを含め様々ですが、口臭予防の基本は歯磨きです。

また、舌の汚れが原因になることもあります。舌苔と呼ばれるものです。舌苔は舌に付着した白っぽい汚れです。
舌には角質が多くありますが、その角質が伸びて硬くなるとその隙間に細菌がたまります。
舌苔は舌を磨くことで除去することができますが、無理やり除去すると舌を傷つけてしまう可能性もあります。舌磨きは大切ですが、舌苔を取るだけを考えて磨きすぎないように注意してください。
他にもうがい薬を使用することは口臭予防には効果的です。
ドライマウスってなんですか?
ストレスや薬の副作用・加齢によって唾液の量が減少してしまう症状です。
唾液には細菌を流してくれたり、殺菌作用もありますのでドライマウスは口臭の原因にもなります。
よく噛んで食べている人は比較的唾液がたくさん出ますが、軟らかいものばかり食べたり、かまずに飲み込む人は危険です。梅干しなど酸っぱいもので唾液を出したり、スルメをよくかむこともドライマウスの予防になります。
ブリッジは、なぜ臭いが発生しやすいのでしょうか?

ブリッジとは、失った歯を補うために両隣の歯を削って土台とし、連結した被せ物を作製して装着することで、歯の機能を回復する方法です。
この連結した被せ物の歯間には、通常のフロスを通すことができず、歯ブラシを入れることも不可能です。また歯を失った部分は、歯ぐきと被せ物が密着していないため、隙間があります。この歯と歯の間と隙間に食べかすが残ることで臭いが発生しやすくなります。

また保険適用のブリッジは、素材が金属のため経年劣化しやすく、より臭いも感じやすくなります。保険適用外(自由診療)のブリッジは、素材がセラミックやジルコニアのため、汚れが付きにくく歯磨きで落としやすいため、臭いの発生を抑えることを可能とします。
ただし、どちらも歯を失った部分は経年的に隙間ができるため、臭いを防ぐためには、ブリッジ用の特殊なフロスを使用し、歯ぐきと被せ物の間を清掃することが大切です。

もしブリッジを装着してから10年以上経っている場合や歯ぐきが下がって隙間が気になる場合は、作り替えを検討されても良いと思います。
隙間ができにくくなるように、ブリッジ作製時に歯肉移植(自由診療)を行ってる医院もあるので、一度相談してみると良いと思います。

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