歯周病のリスク | 渋谷歯科 | 平日夜7時半・土日も診療の渋谷の歯医者

歯周病のリスク

歯周病の主な原因

歯周病の主な原因は細菌の巣窟であるプラーク(歯垢)です。歯のお手入れを怠ると、歯周ポケットにプラークが付着して、やがて炎症を引き起こし、放置すればどんどん悪化して
いきます。

歯並びが悪かったり、クラウン(被せ物)が不適合で歯茎との隙間があったりすると、そこにプラークは溜まりやすいので、毎日の歯磨きだけでなく、歯科医院でのプラークコントロールや歯列矯正等、適切な治療も必要になります。

プラーク以外のリスク

プラーク以外のリスクとしては、日常生活における習慣や体質が関わってきます。 間接的な危険因子とも言えますが、歯周病が生活習慣病の一つと言われるのは、習慣や体質のウェイトを無視できないからです。従って、予防あるいは治療には、習慣や体質の改善が
求められます。

喫煙

まず大きなリスクとして、喫煙が挙げられます。百害あって一利なしです。喫煙によって歯肉の血管は収縮し、栄養素や酸素の供給が停滞し、細菌への抵抗力が低下します。それによって重症化する場合があります。

糖尿病

糖尿病も同様に細菌に対する抵抗力が低下するため、巡り巡って歯の奥への細菌感染が進行しやすいと言われています。食生活においては、糖質過多の食品を摂取しすぎると、プラークを増殖させてしまいます。

糖質は細菌の餌であり、糖質が食べ滓として口腔内に残ると、そこに細菌が繁殖してプラークを作る流れになります。

ストレス

様々なストレスは、間接的に少なくない影響を及ぼします。歯ぎしりの主な原因はストレスと言われており、歯ぎしりの強い力は歯を傷め、さらに歯周組織を傷めます。

また、歯周病とその細菌が原因となって、心臓病、肺炎、脳卒中、早産、低体重児出産等に影響を及ぼしているという研究が報告されています。

歯周病と喫煙 歯周病と全身疾患
関連ページ