金具の見えない入れ歯 | 渋谷歯科 | 平日夜7時半・土日も診療の渋谷の歯医者

金具の見えない入れ歯

部分入れ歯で気になることは、笑った時に金属の留め金具がキラッと光ることではないでしょうか。
特に女性の患者さまに多い意見の一つで、お気持ちは良く分かります。
そこで、今回は、金属の留め金具が見えない入れ歯を紹介します。

部分入れ歯について

部分入れ歯の留め金具が気になる

写真(赤丸部)のような金属の留め金具が気になる、どうにかしたいと多くの患者さまが仰います。
確かに笑った時にこの金具がキラッと見えるとそれだけで、年齢を感じてしまいますよね。代わりにインプラント治療を検討するも外科は怖いと抵抗がある方やそこまでのコストはかけられないと仰る患者さまが多くいらっしゃいます。

奥歯を失うと留め金具が必要になる

一番奥の歯を失った場合は、ブリッジ治療ができないため、部分入れ歯が必要になります。部分入れ歯は、入れ歯を歯に固定するために留め金具が必須です。
奥歯を2本失った患者さまの写真を見ると、失った奥歯の手前2本の歯に金具をかけて留めるような設計になっています。逆に金具がないと入れ歯を留めることができません。

インプラント治療中の痛み

ノンメタルクラスプデンチャー

画像のように奥歯を多く失い、前歯しか残っていない場合は、前歯の矢印部に入れ歯の留め金具をかけますが、前歯に金属の金具があると確実に見えてしまいます。
そのようなケースでは、金属の留め金具の代わりに歯ぐきに近い色のものを用いたノンメタルクラスプデンチャーという部分入れ歯を紹介しています。
ノンメタルクラスプデンチャーは、金属の留め金具(クラスプ)がない入れ歯のことで、審美面(見た目)に優れた入れ歯です。

インプラント治療中の痛み

留め金具が目立ちにくい入れ歯

金属の留め金具を使用しない入れ歯として、歯ぐきのようにピンク色をした留め具の入れ歯があります。
このピンク色の留め具で入れ歯を支えますが、正面から見ても金属バネに比べると、あまり目立たないと思います。
この留め具には少し厚みがありますが、薄くすると入れ歯の強度が下がるため、この厚さが重要です。

この留め具の見えない入れ歯を良く見ると金属を使用している箇所があります。
この金属部分は、入れ歯が垂直に沈下しないように重要な役割を果たしています。

インプラント治療中の痛み

留め具が目立ちにくい入れ歯の費用

留め具が目立ちにくい入れ歯の費用は、保険適用外(自費)で33万円です。
保険適用の入れ歯が型どりの費用を含め約1万円(3割負担時)のため、高価に感じると思いますが、金属の留め金具が見える心配がなく、見た目を気にせずに使用できるという点は、大きいと思います。

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