親知らず(智歯)抜歯後の腫れや痛み | 渋谷歯科 | 平日夜7時半・土日も診療の渋谷の歯医者

親知らず(智歯)抜歯後の腫れや痛みWisdom Teeth

親知らずを抜いた後の腫れや痛みは、説明を受けて理解していても、想像以上だった時に多くの患者さまが驚かれます。
果たしていつまでこの痛みが続くのだろうか?果たしてどこまでこの腫れがひどくなるのだろうか?と心配になると思います。
このページを読まれますと抜いた後の腫れや痛みに関して理解することができますので、是非、参考にしてください。

親知らずを抜いた後の痛み

親知らずを抜いた後の痛みは、痛み止めを服用することで耐えられる痛みです。その多くは、腫れが引くのと同じように痛みも4日目くらいから徐々に薄れていきます。
 親知らずを抜いた後の痛みで最も怖いのが、ドライソケットです。通常、親知らずを抜いた穴は、血が固まってかさぶたができます。体にできた傷が治るように、歯ぐきが回復していきます。

しかし穴に溜まった血液が流れてしまったり、せっかくできたかさぶたが剥がれてしまったりするとドライソケットと呼ばれる骨がむき出しの状態になります。この状態になると強い痛みが伴います。

親知らずを抜いた後の注意事項は、決して激しくゆすがないことです。うがい薬が抜いた穴に触れる程度で構いません。当院では患者さまに激しくゆすがないことを説明しますが、うっかりグチュグチュと激しくゆすがないように、くれぐれもお気を付けください。
お口をゆすいだ際に出血がある場合でも、何度もゆすぐがないことが重要です。抜歯後2~3日は、唾液に血が混ざることがあります。これは異常ではありませんので、優しく1度だけゆすぐようにしてください。

もし、ゆすぎ過ぎてドライソケットになり、痛みが増してきた場合は、すぐに歯科医院を受診しましょう。ドライソケットの痛みを軽減するような軟膏や飲み薬で処置する必要があります。処置によりドライソケットの痛みは、ある程度引きますが、痛みがなくなるまでに時間がかかり、長いと2週間以上かかることもあります。
親知らずを抜いた後にゆすぎ過ぎることによって生じるドライソケットには、くれぐれも気をつけましょう。

ドライソケット

親知らず(智歯)抜歯後のトラブル

親知らずを抜いた後の腫れ

1日目

親知らずを抜いた直後の初日は、あまり腫れないことがありますが、一晩寝て起きると大きく腫れている状態に変化します。
こんなに腫れて大丈夫なのか?と多くの患者さまが心配に思うかもしれませんが、その後も腫れは続きます。例えるならば大きなあめ玉をほっぺに含んだくらいに腫れます。
骨に穴が開いているため、炎症反応で腫れ上がるのです。

腫れていると冷やしたくなりますが、腫れている箇所に直接氷を当てて冷やしたり、口の中に含んだりすると返って血流が悪くなり、治りが遅くなります。頬に濡れタオルを当てる程度に留めましょう。
腫れていても気にせずに放置することが、腫れを引かせるためには1番重要です。冷やさないこと、腫れている部分を触ったり舌で押したりしないことが大切です。安静に過ごしましょう。

2日目

腫れのピークは、抜歯から48時間後といわれています。1日目よりも2日目の方が大きく腫れることが多いです。
その腫れ方に、まだ腫れるのか?と不安に感じる方もいるかとは思いますが、まだ腫れます。
多くの患者さまは、心配になってインターネットで検索されるようです。本当にそれくらい腫れてくることがあるので、驚かないようにしましょう。

3日目

峠を越えた腫れの状態です。ピークの2日目が過ぎ、3日目になると少し腫れも痛みも和らいできて、少し楽になったと多くの患者さまが実感されます。

また頬や首の突っ張りも和らぎます。

4日目

峠を越えた腫れの状態です。ピークの2日目が過ぎ、3日目になると少し腫れも痛みも和らいできて、少し楽になったと多くの患者さまが実感されます。

また頬や首の突っ張りも和らぎます。

まとめ

親知らずの抜歯では、痛みや腫れが付き物ですが、症状を緩和させることは可能です。
抜いた後の痛みは、痛み止めを飲めば過ごせる程度ですが、ドライソケットになると痛み止めが効かずに強い痛みが続きます。決して、ゆすぎ過ぎないよう注意してください。
頬に大きなあめ玉を入れたように大きく腫れます。親知らずの生え方によっては、もっと腫れることもあります。2日目が腫れのピークで、たいだい7~10日かけて段々と治まります。
腫れた患部は冷やしすぎると血行が悪くなり、治りが悪くなりますので、濡れタオルで押さえる程度にしましょう。

関連ページ