保険と自費の
歯のクリーニングの違い
現在の治療費と異なる場合がございます。最新の治療費は料金表をご確認ください。
3分でわかる保険と自費の
クリーニングの違い
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保険?自費?何がどう違うの?ほとんどの患者さんが、この違いを理解されていません。なかなか難しい部分ですね。
できるだけわかりやすく皆さんに保険と自費の歯のクリーニングの違いを説明します。
保険か自費かの判断
「歯のクリーニングをしたい。」と電話かWebでご予約いただいた後、歯科医師による診査・診断が必要です。
保険の場合
症状 |
歯肉の炎症・発赤がある |
費用 |
保険治療:歯石除去など(通常3割負担)
検査など含めて約3,000円+α |
回数 |
程度により異なるが1〜6回 |
内容 |
歯石除去・機械的歯面研磨 |
自費の場合
症状 |
着色はあるが、歯肉の状態は健康 |
費用 |
自費診療:着色除去など
(8,800円60分5,500円30分) |
回数 |
程度により異なるが、1〜2回 |
内容 |
歯石除去・着色除去・PMTC(機械的歯面研磨) |
保険と自費の歯のクリーニングの違い
保険と自費の歯のクリーニングで、決定的に違うのは、保険は治療が目的で、自費は予防が目的な点です。保険診療は、元来、病気に対して治療として行われます。
そのために、検査やレントゲンで、歯周病や歯肉炎という診断が必要になります。検査なしで歯石だけをとることができません。
自費診療は、検査やレントゲンを行わないと歯石除去ができませんというようなルールはありません。また、何度も歯科医院に通うのではなく、一気に全部歯石除去を1日で行うことも可能になります。自費の場合は、ルールありません。そのため、自費診療のことを自由診療とも呼びます。歯のクリーニングという内容ですとPMTCがメインとなります。
保険と自費の歯のクリーニングの費用
保険で歯のクリーニングを行った場合、費用は全国一律変わりません。あの歯医者は、高いとか安いとかはありません。
腕が良い・悪いはあります。初診料や検査やレントゲンや歯石除去の費用を含めて、30分で3,000円から4,000円くらいとなります。
自費で歯のクリーニングを行った場合、費用は、歯科医院により違います。クリーニングを行う術者の腕の違いで費用が変わったり、クリーニングする時間や内容も歯科医院によって異なります。
一般的な値段(費用)は、1時間8,000円くらいです。行う内容や時間によって費用が変わりますので、詳しくはかかりつけの歯科医院に確認してください。
保険と自費の歯のクリーニングの内容
保険診療の場合、歯石除去がメインのクリーニングになります。歯周病という病気に対しての治療という名目のもと行う歯のクリーニングになります。
着色除去は、行ってくれないのですか?と言われる患者さんがいらっしゃいます。基本的に着色は、病気ではないので着色除去は自費で行ってくださいと保険のルールとしては決まっています。
自費診療の場合、歯石除去からPMTCや歯のパックまで、患者さんに合わせた歯のクリーニングを行うことができます。
保険と自費では、どちらの歯のクリーニングが良いの?
非常に難しい判断ですが、費用だけで安く済ませたいならば保険で歯のクリーニングを行った方が、リーズナブルです。しかし、満足度や内容から考えれば、自費で歯のクリーニングを行った方が、断然良いわけです。保険は治療が主目的ですので、歯周病が問題の場合は、保険で歯のクリーニングを行い、他にも受けたい内容のオプションがあれば行うことができます。
歯のクリーニング1回で考えたのならば、自費でのクリーニングに軍配があがると思います。そうではなく、治療として通う一環として、歯のクリーニングを行うならば保険が良いと思います。